「ヘイト・スピーチをのりこえ、共生の天幕をひろげよう!」という呼び掛けのもと、在日大韓基督教会が主催する第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議が11月18~21日、在日本韓国YMCA(東京都千代田区)で開催された。
主題は「共に生き共に生かしあう日本社会に向けて――日本と世界の連帯でめざす日本社会の正義と共生」。日本キリスト教協議会(NCC)、日基教団などの7団体が共催し、世界教会協議会(WCC)世界宣教と伝道委員会、同国際関係教会委員会などの4団体が後援。日本と世界の諸教会から計133人が参加し、公正かつ包括的な多民族・多文化共生社会の実現に向けて論議した。
初日の公開集会では、同会議実行委員長の金性済氏(在日大韓基督教会総会長)のあいさつに続き、開会礼拝が行われ、シリア正教会のギーヴァルゲーゼ・モル・クーリロス氏(WCC世界宣教と伝道委員会議長)がメッセージ。また、エコノミストの浜矩子氏(同志社大学大学院教授)が主題講演を行い、日本のヘイト・スピーチ社会化の要因を分析した。
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【画像】 多民族・多文化共生社会の実現へ 第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議 2015年12月12日
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